2009年 05月 31日
大地のうたがきこえる - 冬音(とうね) -
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札幌在住の写真家・奈良美弥子さんの写真展「大地のうたがきこえる - 冬音
(とうね) -」を拝見してきた。
場所は札幌駅前・札幌北三条ビルの富士フィルムフォトサロン札幌。
個展としては2005年7月の初開催に続いて2回目。
今回は彼女のライフワークともいえる美瑛・富良野の写真の中から、冬の大地の表情を
切り取った40枚ほどが飾られていた。
僕が彼女と初めて出会ったのはネットを始めてまもなくの頃。
それまで写真の写の字も知らなかった僕だが、ネットで知り合った写真家の方に
「美瑛で撮影会するんだけど来ない?」と誘われたのが最初。
しかし、カメラも持っていなかったのになぜか僕は参加する事に.....
(今から思うととっても不思議だ)
急遽フィルムの一眼レフのセットを購入、使い方もよく分からないのに1泊2日の
旅へ出た。
そこで僕と同様に写真一年生だった彼女と初対面。
先輩カメラマンの後ろを二人して付いて行ったが、男顔負けのバイタリティで丘を
かけ登っていたのが印象的。
その後、僕の写真の腕は全く上がらなかったが、彼女は2002年に初めて写真道展で
入賞、以後毎年のように入選、作品数は8点を数える。
美瑛・富良野との出会いが彼女の中の何かに火をつけたのだろう、毎週のように
夜討ち朝駆けで今でも通っているようだ。
冬の幻想的な自然現象であるサンピラーをとらえた「Sun Pillar -魔法の煌めき-」
や「導き」をはじめとして、野菜を貯蔵する雪むろの煙突が印象的な「嵐の軌跡」
に「月光夜」もいい。
また、冬の厳しさが感じられる「降り続く」や「うつろい」、それに「冬音
(とうね)」、「燦燦(さんさん)」や「大地の呼吸」にも見とれた。
しかし、「根雪の予感」は美弥子さんじゃないと撮れないと感じた。
他の人はここに視点は向けないかもしれない。
美弥子さんらしさが僕には一番感じられた一枚だった。
(撮影時の様子を聞いて余計感じたよ)
今年の写真道展にも出品したが、残念ながら今年は選にもれたそうだ。
出品作品を教えていただいたが僕は印象深かったけどなぁ。
函館にも毎年写真道展の巡回展がやってくるが、(個人的な感想としては)首を
かしげたくなる選も見受けられる。
まあ、プロの目と素人の目とはおのずと違うのだろうが、デジカメの普及で写真
へのハードルが下がっても選者のハードルは高いのだろう。
時々函館にもいらっしゃる。
また来函の時にはいろいろ(本当にいろいろ....笑)お話したい。
ランキングに参加しています、愛のワンクリックを....
(とうね) -」を拝見してきた。
場所は札幌駅前・札幌北三条ビルの富士フィルムフォトサロン札幌。
個展としては2005年7月の初開催に続いて2回目。
今回は彼女のライフワークともいえる美瑛・富良野の写真の中から、冬の大地の表情を
切り取った40枚ほどが飾られていた。
それまで写真の写の字も知らなかった僕だが、ネットで知り合った写真家の方に
「美瑛で撮影会するんだけど来ない?」と誘われたのが最初。
しかし、カメラも持っていなかったのになぜか僕は参加する事に.....
(今から思うととっても不思議だ)
急遽フィルムの一眼レフのセットを購入、使い方もよく分からないのに1泊2日の
旅へ出た。
そこで僕と同様に写真一年生だった彼女と初対面。
先輩カメラマンの後ろを二人して付いて行ったが、男顔負けのバイタリティで丘を
かけ登っていたのが印象的。
その後、僕の写真の腕は全く上がらなかったが、彼女は2002年に初めて写真道展で
入賞、以後毎年のように入選、作品数は8点を数える。
美瑛・富良野との出会いが彼女の中の何かに火をつけたのだろう、毎週のように
夜討ち朝駆けで今でも通っているようだ。
や「導き」をはじめとして、野菜を貯蔵する雪むろの煙突が印象的な「嵐の軌跡」
に「月光夜」もいい。
(とうね)」、「燦燦(さんさん)」や「大地の呼吸」にも見とれた。
他の人はここに視点は向けないかもしれない。
美弥子さんらしさが僕には一番感じられた一枚だった。
(撮影時の様子を聞いて余計感じたよ)
今年の写真道展にも出品したが、残念ながら今年は選にもれたそうだ。
出品作品を教えていただいたが僕は印象深かったけどなぁ。
函館にも毎年写真道展の巡回展がやってくるが、(個人的な感想としては)首を
かしげたくなる選も見受けられる。
まあ、プロの目と素人の目とはおのずと違うのだろうが、デジカメの普及で写真
へのハードルが下がっても選者のハードルは高いのだろう。
時々函館にもいらっしゃる。
また来函の時にはいろいろ(本当にいろいろ....笑)お話したい。
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by eastend0002
| 2009-05-31 20:00