2009年 08月 25日
ハコトリ散策・西部地区編
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開港150周年記念事業として開催されているハコトリ(函館トリエンナーレ)。
市内西部地区を中心に、国内で活躍するアーティストの作品を地域に展開すると
いう面白い試み。
廃屋クリーニングアクション(HCA)と称して、4月頃から今は使われていない
建物を修復、清掃して会場として再利用する活動が行われ、築100年は経つだろう
というような古い建物を再生させている。
そんな再生した建物を利用したハコトリの西部地区の会場を巡ってみた。
弁天は大黒通りにある【ギャラリーLian】は、元は旅館だったようで、1Fは骨董
品を扱う店舗としてすでに利用済み。
2Fを清掃して、陶芸とインスタレーション(空間装飾)が展示されていた。
京都の山本さんは、廃材を使って大小多数の十字架のオブジェを展示、窓から
差し込む灯りに照らされた十字架は何を語っていたのだろうか。
弥生町の「蔵」(三日月工房)は、普段は事務所として(設計事務所らしい)使用
されている場所だが、未使用の2Fや入口横のスペースが会場となっていた。
函館出身の野又さんは金属によるビル群のオブジェを展示、冷たさを感じさせる
金属ながら照明のせいか温かみを感じるから不思議だ。
高橋病院向いのファンシープラザ末ひろ裏の会場では、書や染織など他の会場では
見られない展示もあった。
「うなぎの寝床」の様な暗い廊下の先に映されていたインスタレーションの映像は
昼間でもヒンヤリさせる水のしたたり。
この3会場は今回のために清掃されたもので、期間が終了すればまた使われない
状態に戻るようだ。
賃貸料や展示物の確保など、常時会場にするのは難しいのだろうが何か勿体ない。
西部地区の上街と言うと教会群や公会堂辺りを指すようだが、大町から弥生町〜
弁天町辺りも昭和9年の大火を免れた古い建物が沢山ある。
こちらの地域にも日の目が当たるようになると観光客の流れもまた変わるだろう。
何か仕掛けはできないものだろうか......
(なお、各会場とも写真不可となっていたので外観のみとした)
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いう面白い試み。
廃屋クリーニングアクション(HCA)と称して、4月頃から今は使われていない
建物を修復、清掃して会場として再利用する活動が行われ、築100年は経つだろう
というような古い建物を再生させている。
そんな再生した建物を利用したハコトリの西部地区の会場を巡ってみた。
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2Fを清掃して、陶芸とインスタレーション(空間装飾)が展示されていた。
京都の山本さんは、廃材を使って大小多数の十字架のオブジェを展示、窓から
差し込む灯りに照らされた十字架は何を語っていたのだろうか。
されている場所だが、未使用の2Fや入口横のスペースが会場となっていた。
函館出身の野又さんは金属によるビル群のオブジェを展示、冷たさを感じさせる
金属ながら照明のせいか温かみを感じるから不思議だ。
見られない展示もあった。
「うなぎの寝床」の様な暗い廊下の先に映されていたインスタレーションの映像は
昼間でもヒンヤリさせる水のしたたり。
この3会場は今回のために清掃されたもので、期間が終了すればまた使われない
状態に戻るようだ。
賃貸料や展示物の確保など、常時会場にするのは難しいのだろうが何か勿体ない。
西部地区の上街と言うと教会群や公会堂辺りを指すようだが、大町から弥生町〜
弁天町辺りも昭和9年の大火を免れた古い建物が沢山ある。
こちらの地域にも日の目が当たるようになると観光客の流れもまた変わるだろう。
何か仕掛けはできないものだろうか......
(なお、各会場とも写真不可となっていたので外観のみとした)
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by eastend0002
| 2009-08-25 22:00
| 美術&絵画