2009年 09月 07日
おやじバンド
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世にバンドブームは周期的に訪れる傾向があるようだ。
古くはエレキギターの流行による1960年代前半のエレキグループ。
サーフィンミュージックやベンチャーズ人気、加山雄三の若大将シリーズの映画に
よって音楽に目覚めた若者が多かったようだ。
その影響から日本独自のエレキミュージック、グループサウンズのブームがすぐに
やってきた。
この時期にライヴハウスが沢山登場。
平行するようにカレッジフォークのグループも多かった。
1970年代後半からはヤマハによる「ポピュラーコンテスト(ポプコン)」から
生まれたフォークロック系のグループやニューミュージック系の台頭が激しい。
この頃から自作曲でデビューしメジャー化するグループが増える。
時代が進み、1980年代後半からはロックバンドが目立ち出す。
テレビ番組「いかすバンド天国(イカ天)」がブームのきっかけになって500組を
こえるバンドが登場したそうだ。
同時にビジュアル系のバンドも市民権を得る。
函館を代表するロックバンド・GLAYもこの頃に結成され、函館の名前を若者に
知らしめる事になる。
さて長々と書いたが、バンドと言うと若者のエネルギーの発散の場のひとつと
なっていた。
ところが、ここ最近は元若者(笑)だったオヤジ世代のグループが勢いを増している。
高校や大学の頃などにバンド活動をしていた人や、人生に余裕ができて楽器を
始めた人など、様々な人が演奏を楽しむ機会が増えたからだ。
それにつれて、オヤジバンドのための全国大会も開かれる盛り上がりを見せている。
昨夜、市芸術ホールを舞台に、函館を中心に活動しているオヤジバンド5組が
得意ジャンルの音楽を披露、オヤジパワーのすごさを見せてくれた。
まずは、結成20周年を目前としたハードロックバンド「紅炎(プロミネンス)」。
6年ぶりのライヴステージとの事だがなかなかのロック魂。
次は、フォーク系バンド「NO-GARD」。
40代を迎えてからの結成との事で、この年代にはフォークは永遠なのかも。
3番目はブルース系バンドの「マックスロード」。
元々5人編成だそうだが、この日は3人。
結構古めのブルース曲が耳に新しかった。
これにブルースハープ(ハーモニカ)が入ったら良かったなぁ。
次は、松前町で長く活動しているエレキバンドの「BLIND DOG」。
ヘンチャーズや寺内タケシとブルージーンズの曲がレパートリーで、演奏テクも
なかなかのもの。
ベンチャーズ好きの僕にとっては「もっと聞きたい」と思わせるバンドだった。
そしてトリをつとめたのは、矢沢永吉にこだわったバンド「E.STYLE」。
5月17日に4バンドが集まって行われた函館予選で見事代表に選ばれ、道内5ヶ所
の猛者が集まった9月5日の全道大会で準優勝をもぎ取った。
札幌でのパフォーマンスを今夜も見せてくれて、永ちゃん好きにはたまらない
演奏だったろうなぁ.......
実際にはまだまだ沢山のオヤジバンドが活動していると思う。
こういう機会をもっと作って存在を見せて欲しいものだ。
ランキングに参加しています、愛のワンクリックを....
古くはエレキギターの流行による1960年代前半のエレキグループ。
サーフィンミュージックやベンチャーズ人気、加山雄三の若大将シリーズの映画に
よって音楽に目覚めた若者が多かったようだ。
その影響から日本独自のエレキミュージック、グループサウンズのブームがすぐに
やってきた。
この時期にライヴハウスが沢山登場。
平行するようにカレッジフォークのグループも多かった。
1970年代後半からはヤマハによる「ポピュラーコンテスト(ポプコン)」から
生まれたフォークロック系のグループやニューミュージック系の台頭が激しい。
この頃から自作曲でデビューしメジャー化するグループが増える。
時代が進み、1980年代後半からはロックバンドが目立ち出す。
テレビ番組「いかすバンド天国(イカ天)」がブームのきっかけになって500組を
こえるバンドが登場したそうだ。
同時にビジュアル系のバンドも市民権を得る。
函館を代表するロックバンド・GLAYもこの頃に結成され、函館の名前を若者に
知らしめる事になる。
さて長々と書いたが、バンドと言うと若者のエネルギーの発散の場のひとつと
なっていた。
ところが、ここ最近は元若者(笑)だったオヤジ世代のグループが勢いを増している。
高校や大学の頃などにバンド活動をしていた人や、人生に余裕ができて楽器を
始めた人など、様々な人が演奏を楽しむ機会が増えたからだ。
それにつれて、オヤジバンドのための全国大会も開かれる盛り上がりを見せている。
昨夜、市芸術ホールを舞台に、函館を中心に活動しているオヤジバンド5組が
得意ジャンルの音楽を披露、オヤジパワーのすごさを見せてくれた。
6年ぶりのライヴステージとの事だがなかなかのロック魂。
40代を迎えてからの結成との事で、この年代にはフォークは永遠なのかも。
元々5人編成だそうだが、この日は3人。
結構古めのブルース曲が耳に新しかった。
これにブルースハープ(ハーモニカ)が入ったら良かったなぁ。
ヘンチャーズや寺内タケシとブルージーンズの曲がレパートリーで、演奏テクも
なかなかのもの。
ベンチャーズ好きの僕にとっては「もっと聞きたい」と思わせるバンドだった。
5月17日に4バンドが集まって行われた函館予選で見事代表に選ばれ、道内5ヶ所
の猛者が集まった9月5日の全道大会で準優勝をもぎ取った。
札幌でのパフォーマンスを今夜も見せてくれて、永ちゃん好きにはたまらない
演奏だったろうなぁ.......
実際にはまだまだ沢山のオヤジバンドが活動していると思う。
こういう機会をもっと作って存在を見せて欲しいものだ。
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by eastend0002
| 2009-09-07 22:30
| 音楽&コンサート