2006年 12月 08日
出荷調整という名目の破棄
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農家の皆さんが丹精込めて作った野菜を自らの手で潰していたからだ。
レタス、キャベツに続いて今度はピーマンもだそうだ。
本州(特に西日本方面)では暖冬のため野菜の成長が事の外順調で、そのために
当初の予定数量よりも多くの野菜が出来ている。
本来なら喜ぶべき事なのだろうが、とれ過ぎは価格の暴落につながるそうで、
実際に箱代や輸送費などを差っ引くと手元に何も残らない「豊作貧乏」らしい。
しかし、食料自給率の極めて低い日本、外国(最近は特に中国)から多くの野菜を
輸入しているのも現実。
生野菜は鮮度を保つのが難しいだろうが、冷食用に外国野菜を使っているのを
考えると豊作の野菜をこちらに転用するのは可能な事だろう。
破棄した野菜の補填費用が国から出るそうだが、何とももったいない話。
費用だって僕たちの税金の一部なのだから.....
オーストラリアとの関税撤廃の話もあり、これが実行されると道内の農家は相当の
痛手をくうとか。
将来に向けて、ここらで食料についてもっと真剣に議論されるべきだろう。
by eastend0002
| 2006-12-08 20:00
| 時事ネタ