2007年 12月 05日
作品展(12月その1)
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(11/29〜12/4)
牛革を薄くなめし、それを青や緑、茶などに染色して重ね張り、シワなどで凹凸を
つくり立体感を持たせた革絵は、絵画とは違った質感と重量感がある。
材料の特性からモチーフが限定されるが、染色などによるグラデーションは独特の
色合いがとてもいい。
今回は吉田さんの先生にあたる工芸作家・明本モト子さんも会場にいらして、色々
お話が伺えた。
老いてますます創作意欲の高まるお二人に刺激を受けて帰路へついた。
(11/29〜12/4)
今回で4回目となる北欧のデザイナーによる椅子やテーブル、照明の展示の他、
キャンドルや雑貨なども展示されていた。
超有名なスワンチェアをはじめとして、道内初登場だそうなフリッツ・ハンセン社
製の【スペースチェア】など20点以上の椅子はデザインも機能性も十分に高い。
特に気になったのは【Mikado(ミカド)】と名付けられた食卓用の椅子、竹を思わせる
背もたれはよし掛かると適度な反発力が心地よく感じられる。
照明も凝ったデザインの物が多く、こんなライトがあったら生活もオシャレになる
だろうなぁ.....
昨年の展示ではデンマークのキリム絨毯やタペストリーが飾られていた壁面には、
今年はカリグラファー(カリグラフィーデザイナー)の山田淳子さんの作品が飾られた。
以前彼女の作品展も拝見させて戴いたが、独特の文字や配列が面白い。
作品展「水彩画と和紙の出会い」が開かれている。(11/26〜12/8)
元々はちぎり絵の勉強をなさって資格を取られたが怪我がもとで中断、新たに始めた
水彩画を描く中でちぎり絵の素材となった和紙を組み合わることを思い付き、会場
にはそんな作品10点ほどが飾られていた。
花を描いた作品が多く、和紙の色合いやぼけ具合が水彩画とは違った雰囲気を出して
いた。
by eastend0002
| 2007-12-05 20:00
| 美術&絵画