2009年 01月 21日
つみきのいえ
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元々は『フランス・アヌシー国際アニメーション映画祭』でグランプリ受賞した短編
映画、世界各地の映画祭でも多くの賞を受賞している。
また、アメリカ・アカデミー賞の短編アニメ部門にもノミネートされ、改めて注目を
浴びている作品。
海の上にポツンとある不思議な家、そこにひとりのおじいさんが住んでいる。
元々は普通の家だったのだが、海面がどんどん上がってきて、まるで積み木を
積み上げる様に上へ上へと建て増ししている。
ある日、おじいさんは大切なものを海へ落としてしまう....
たったひとりで暮らし続けるおじいさん、彼はどうしてここに住み続けている
のだろう。
絵本の方は函館中央図書館で昨年借りて読んでいる。
その素敵な内容に感激して坂の上の喫茶店cafe mountain BOOKsの店主さんに紹介。
店主さんも感激して下さり、早速購入してお店に置いてある。
暖かな飲み物と一緒に是非手にとって読んでほしい。
また、ブログフレンドのfufuさんも同店で読まれた様子を紹介している。
たった10分ほどのストーリーだが、絵本とはまた違う感動がある。
とかく、映像だと多くのものを伝えようとするが、ここには必要最小限(と僕は思う)の
絵・音楽だけ。
見るものに色々な想像をさせてくれる。
そう、それぞれの人がこれを見て何を感じるかが重要だ。
DVDには女優・長澤まさみのナレーションバージョンも入っている。
こちらも説明的ではなくていい。
評価が高まっているからか、amazonでは絵本は品切れ状態。
中央図書館でも順番待ちで借りたい人が待っているようだ。
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by eastend0002
| 2009-01-21 20:00
| 本&新聞