2007年 07月 15日
恐怖コレクション
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最近、昔買った単行本を読み返している。
本の読み返しには(僕の中で)サイクルみたいなものが存在するらしく、
村上春樹の「ノルウェーの森」は過去に4〜5回ほど読み返している。
読みたい本が手元にない場合に本棚から引っぱり出すのかと思っていたが
(それもひとつの理由のようだが)、精神的なストレスみたいなものを感じた
時にそれはやって来るようだ。
今回はさすがに長編には手が延びていない。
(だから「ノルウェーの森」も読まないだろう)
最初に手をつけたのは『星新一』、SFショート・ショートの神様だ。
中学の頃に読みあさり、初期の頃のショートショート集はほとんど揃えた。
エヌ氏やエフ氏が主人公の話は、暴力シーンがほとんどなく、また寓話的な
内容の作品が多く、「現代のイソップ」とも言えるだろう。
彼に憧れてショートショートもどきを書いていた事を思い出す。
今は『阿刀田高』の諸作に目を通している。
ミステリーやブラックユーモア分野でのショートショート作品が多いのを
考えると星新一に通じるところがある。
(実際に星新一が選考していたショートショート作品コンクールは、彼の死後、
阿刀田高が選者となっている)
直木賞を受賞した短編集「ナポレオン狂」や「食べられた男」などに続いて
読んでいるのが「恐怖コレクション」。
エッセー集ではあるのだが、彼が影響を受けた作家&作品の紹介(ネタバレ的な
ところまで書いてある)や、彼の作品のネタ元などを、ショートショートとしても
十分読めるように書いている。
引用作品には夏目漱石や、中島敦、佐野洋などの日本人の他、ロバ−ト・ブロック、
レイ・ブラッドベリ、ロアルド・ダールなどの外国作家と幅が広い。
ジョン・コリアやローラン・トポールなどはここで名前を知ってその作品を読んだ
事もある。
さて、次に読む本はこんなつながりから外国作家に飛んでいくかな??
本の読み返しには(僕の中で)サイクルみたいなものが存在するらしく、
村上春樹の「ノルウェーの森」は過去に4〜5回ほど読み返している。
読みたい本が手元にない場合に本棚から引っぱり出すのかと思っていたが
(それもひとつの理由のようだが)、精神的なストレスみたいなものを感じた
時にそれはやって来るようだ。
(だから「ノルウェーの森」も読まないだろう)
最初に手をつけたのは『星新一』、SFショート・ショートの神様だ。
中学の頃に読みあさり、初期の頃のショートショート集はほとんど揃えた。
エヌ氏やエフ氏が主人公の話は、暴力シーンがほとんどなく、また寓話的な
内容の作品が多く、「現代のイソップ」とも言えるだろう。
彼に憧れてショートショートもどきを書いていた事を思い出す。
ミステリーやブラックユーモア分野でのショートショート作品が多いのを
考えると星新一に通じるところがある。
(実際に星新一が選考していたショートショート作品コンクールは、彼の死後、
阿刀田高が選者となっている)
直木賞を受賞した短編集「ナポレオン狂」や「食べられた男」などに続いて
読んでいるのが「恐怖コレクション」。
エッセー集ではあるのだが、彼が影響を受けた作家&作品の紹介(ネタバレ的な
ところまで書いてある)や、彼の作品のネタ元などを、ショートショートとしても
十分読めるように書いている。
引用作品には夏目漱石や、中島敦、佐野洋などの日本人の他、ロバ−ト・ブロック、
レイ・ブラッドベリ、ロアルド・ダールなどの外国作家と幅が広い。
ジョン・コリアやローラン・トポールなどはここで名前を知ってその作品を読んだ
事もある。
さて、次に読む本はこんなつながりから外国作家に飛んでいくかな??
by eastend0002
| 2007-07-15 21:00
| 本&新聞